◆ 2019年版さくらコントロールパネル MySQL以降記事はこちらです。
下記内容よりも簡単にアップデートできるようにっております。
「WordPress MySQL移行 (5.5 → 5.7) 2019年度版 – さくらサーバー」
http://www.sakura.ad.jp/news/sakurainfo/newsentry.php?id=1841
セキュリティ的にも処理向上的にもアップデートしてくださいというお達者が来ているので初心者ながらもアップデートが出来たので紹介してみる。
さくらコントロールパネル
WordPress が制作出来ていること前提なのでログインなどは省きます。
MySQL 制作
アプリケーションの設定から「データベースの設定」をクリックします。
そして「データベースの新規作成」をクリックしこのような画面を出します。

MySQL5.7を選択し、データベース名にMySQL5.5と"同じ名前"にし同意をし作成してください。文字コードはUTF-8のままで結構です。
MySQL5.5 → MySQL5.7 への移行
まだデータベースは0のままです。
設定ページにもどりMySQL5.5の「管理ツール ログイン」をクリックしてください。そうするとphpMyAdminというページに飛びますのでユーザー名とデータベースで設定したパスワードを入力します。
そこから「Synchronize」というタブをクリック
そうするとこのような管理画面になるので「Source database」を「Current server」に変更、「Target database」は何も変更せず下記のように入力します

Souse database
データーベース [ database name ]
*information schema は database用の設定ファイルなので sync しなくてよい
Target database
ホスト [ mysql(ユーザー取得ナンバー).db.sakura.ne.jp ]
Port [ 3306 ]
Socket [ 空欄でOK ]
ユーザ名 [ 初期アカウント名 ]
パスワード [ データベースで登録したパスワード ]
データベース [ Source database で登録してある database name ]
最後に実行を押すと通信するので1分弱ゆっくり待ちます。
Synchronize database

このような画面になるので右下の「Synchronize databases」をそのままクリックします。これでMySQL5.7の設定は完了しました。
うまく出来ない場合
データベースの「MySQL5.5のインポート」と「MySQL5.7へのエクスポート」を一度行なうことで解消する場合があります。
WordPress 側の設定
転送ソフトなどで「wp-config.php」をダウンロードします。

いろいろ修正する箇所はありますが今回は「DB_HOST」のみを修正してください。「mysql000.db.sakura.ne.jp」となっておりますが、これをMySQL5.7で扱っているホスト番号(ユーザー取得ナンバー)にします。そしてアップロード
最後に自分のWordpressが表示できてるか確認をし完成です。
相対的な測度
MySQL5.5にくらべて5.7にアップロードしてみたら管理ページの表示速度が1.5倍くらい向上した感じがします。誤差と言えば誤差ですが思ったよりも簡単にアップロードできたのでオススメです。
唯一の問題点
【レンタルサーバ】データベースの利用制限解除
MySQL5.7からデーターベース制限があります。スタンダードでは500MB(*1)までにしてくださいというさくらインターネットのお言葉です。ですが場合によっては解除依頼を出せるということなので心配しなくてもいいかもしれません。
(*1) 1.5GBまで拡張されました。プランによって拡張サイズは違うようです。